東京のぴのの写メ日記「マッチの灯が尽きるまで」：無我（池袋北口SMクラブ)

ご主人さま、おはようございます。
久しぶりに古本屋巡りをしていました。
今回の掘り出し物は
「マッチ売りの少女から童話を科学する」的なテーマの古い本です。
ぴのはこういう胡散臭そうな本も
大好物なのです。
マッチ売りの少女が経験したような
極限の状況下、例えば現代においては
遭難や手術、病気など
不安・不眠・孤立・疲労が重なると
人間は幻覚を見るそうです。
心を守るために脳にはそういう機能が
備わっているのですね。
著者によるとマッチ売りの少女が
微睡の中で見た夢の正体はこの
脳内物質による幻覚という解釈でした。
本の結びにはこうありました。
「脳の機能については
すべてが解明されているわけではなく、
科学の一歩及ばざる領域もあります。
これは著者の考えた一説にすぎません。
マッチ売りの少女は解釈しだいで
どんな物語にもなりうるのです」
こういうふうに色んな角度から
お伽話を解釈するのも
大人ならではの楽しみ方ですよね。
ぴのは極限下ではなくても、
いつでも幸せな夢を見たいほうです。
たとえばご主人さまのお膝のうえで
唯一無二のペットとして愛玩を頂いたり
ご主人さまに縄で飾っていただいて
ひとつの作品として喜んでいただいたり
これは夢ではなく欲望でしょうか。
人間をおやすみして動物に戻り
ご主人さまと喜びを共にする
１匹の奴隷になりたい。
そんなわがままで強欲なペットの夢を
叶えてくださるご主人さまを
お待ちしています。
無我　ぴの