テロメア 進化のメカニズム
2024年11月4日 19:26
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ミスヘブン総選挙2024 エントリー中 [10/29(火)～11/4(月)] シティヘブンの明佐海のページ[投票する]より、 [１日５票] × ７日間 何卒よろしくお願い申し上げます ※『みたよ』×５人で５票の投票券を取得できます 皆様の応援が何よりの支えとなります ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ テロメア 進化のメカニズム 皆様ご機嫌如何でしょうか。 本日は生命の謎のお話を。 細胞には染色体があることを中学校の生物の授業で、皆様習っていると存じます。 その染色体の一部にテロメアというものがあるそうですが、そのテロメアが細胞分裂を司っているそうです。 ところがこのテロメアは、細胞分裂を50回ほど繰り返すと短くなって、もうそれ以上細胞分裂出来なくなるように最初から設計されているとのことです。 ここで面白いことを研究された方がいます。 テロメアは、短くなって細胞分裂を起こらないようにして死を迎える。そこで、その研究者は人工的にテロメアを短くすることを防ぐとどうなるか、試してみました。結果は、結局細胞が癌になったそうです。つまりテロメアを短くするという事は、実は癌の発症を抑制しているという事なのです。 ストレスや喫煙でテロメアは通常より早期に短くなるそうで、人間の体は時が来れば自然と死を迎えるように初めから組み込まれているのです。 ところが、生殖細胞は老いることはなく、テロメアも短くならないそうです。生殖細胞があったからこそ人類は子孫を残し、今があります。つまり生殖細胞は次世代にバトンを渡して行くことになります。ある意味人間は遺伝子の乗り物にすぎない、生殖細胞を次世代に渡すための乗り物とも言えます。 子孫を残す意味合いとして、自分よりも機能を向上させようという目的があげられます。自分が分裂して行くよりも、子孫には自分よりもよい個体が出来る可能性が高い。多様性ですね。人には37億個の細胞が存在し、40億年の人類の歴史は、より高みを目指してきた結果ともいえます。 古い個体を 無理に生かすよりも新しい個体を作る。親よりも子供の方が優秀になる可能性がある。血が混ざることで多様性が生まれ、生き残る可能性が高くなる。従って親は不要となり、退場してもらう、だから死があるというわけです。 蝉が7年間地中で幼虫として過ごし、成虫となって世に出てきて1週間の間に子孫を残して死んでいく、この実態は、まさに子孫を残すことの重要性であり、個体は生殖細胞を次世代に渡す乗り物と言う表現がよく理解できます。 しかしながら、生殖期間が終了してもその後の寿命が長いのは人間だけで、動物は生殖期間が終了すれば、直ぐに死ぬそうです。 人間は、生殖期間終了後も社会の中で役割があるので、生きることが出来る。そのうような社会に対応して人間の細胞が進化してきたので、生殖期間が終了しても生きていけるとも言えます。 とても壮大で、奥が深く、人類の進化の凄さを感じさせるお話で、感動致しました。 女の子ページへ http://365diary.net/R2pyd0pNL3R0L2hpc3lvLzEyNTczMzMz |
店長コメント
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