シュトレンの話(ㆁωㆁ)
2024年12月9日 14:39
シュトレン。 それはドイツを代表する菓子パンの一つでクリスマスの時期になると日本でも各店がこぞってシュトレンを出してくる。 シュトレン。 それは砂糖とバターをふんだんに練り込み、しっかりとまぶすお陰で日持ちがとても効くので真ん中からナイフで薄く薄くスライスしたものをクリスマスまでに少しずつ口にし待ちわびている"その日"までを楽しみに指折り数えながら1日1日を数えられるように作られたアドベントパン。 シュトレン。 それはいつも遠くから眺めてはいつか食べたいなと思いつつも高額な値段に顔をしかめ、試しにレシピを見たところそのあまりの工程の多さと材料の複雑さに軽く目眩を催しそっとクックパッドを閉じた高級パン(大体ハーフでも平均2千円〜4千円はする) そんな高級(いやほんま)パンを、私はこの度口にする機会を得た。 仲良くしてくれているお兄様からシュトレン(プレーンとクリームチーズ)を頂いたからだ! !!!!!!!!! この嬉しさ。私が如何に胸を躍らせぐるぐる舞ったのか、それは恐らく誰にも理解することは難しいだろう。 真っ白い粉雪のような砂糖を盛大にまぶしたシュトレンは見るだけで目に栄養が行き届く。美しい。見るからに高貴なパンだということが伺える。 思わず、ホテルに入ってから一口食べても良いかと尋ねそこから始めて食べるシュトレンの味をそおっと口の中にて咀嚼した。 プレーンとクリームチーズの2つを貰ったので迷ったもののチーズが阿呆みたいに大好きなのでクリームチーズから頂くことにした。 ドキドキしながら口にした瞬間、その優しい口当たりに私のお口はもうメロメロ。一瞬にして恋をした。優しくしっとりとした口どけ、まるでお姫様だ。味わいはクリームチーズとシナモンの上品な素材達が柔らかくコンビを組み、パンの生地に甘やかに包まれているレーズン、オレンジなどの高貴な果実を暖かく迎え最高にして濃密。私の口の中は気づけばあっという間に舞踏会場と化した。シナモンが魔法使いならチーズはシンデレラ、レーズン,オレンジピールはガラスの靴だ。 私はこのままだと恐らく全部食べてしまいそうな欲に負けそうだったので慌てて袋を閉じ必死にコレは薄くスライスしてクリスマスまでに上手に食べきるやつなのだ言い聞かしなんとか気を引き締めた。食べ終わる頃が私にとっての午前零時の鐘なのだ。 お兄様に私の初めてのシュトレンがコチラのお店のシュトレンで本当に幸せだと、どうかその友達の店主様にも伝えてくれとお礼を良い大事に大事に家まで持ち帰った。途中腹が減りすぎて何度か齧ってしまったがなんとか原型は留めている(はず) 私はそもそもドイツのパンが大好きなのでドイツパン(ハードなパン、プレッツェル)をみるとぐっと心が揺らいでしまう。が、悲しいことに基本的にシュトレン以外でもこういった系統はいいお値段になるので必死に自ら捏ねて"もどき" を作っている。 それくらいとても美味しいものなのだ。 皆様も是非聖なるクリスマスまでにシュトレンを味わってはみては如何でしょうか。そして改めて私にシュトレンを授けてくれたお兄様!シュトレンを作っているパン屋さん!ありがとう!!!とても美味しい幸せハッピーです!パン!最高! りこ(ㆁωㆁ) |
店長コメント
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