ブタとヒトの親和性
2025年2月11日 22:31
こんばんは。お疲れ様です。 私は1年前、この「夜空ノムコウ」で、 "人間の臓器を作るためのブタ"のトピック について綴りました (2024年2月16日 「臓器移植は突然に」)にて 内容は、アメリカで開発されたヒトに 臓器を移植することを想定した特殊なブタを、 明治大学発のベンチャーグループ企業などの グループが、クローン技術を使って、 生産することに成功した。というものでした。 それを綴ってから、1年が経とうとしています 今回は、ブタの臓器をヒトに移植する 「異種移植」のその後について綴ります。 「米に住む53歳の女性が、遺伝子改変した ブタの腎臓移植を受けた3人目の 患者になった」という2024年12月23日付の トピックを見つけました。 この患者さんは、今のところ目立った 問題は無いようで、経過見守りの研究チームは ブタの腎臓をヒトの体内で長期間機能されるか どうかを探っているそうです。 彼女の例の前には、 ・2024年3月 62歳の男性 2ヶ月後に死亡 死因と移植との関係は不明 ・2024年4月 54歳の女性 47日後に死亡 患者は心臓に血液を送るポンプを 使っていましたが、このポンプが上手く 働かなくなり、やむを得ず… というように、移植そのものは成功 していますが、その後の患者の様態については 芳しくないようです。 ただ、今回の移植について、研究者は 3例目の患者への移植は 「身体的に非常に良好な状態で、 手術時点で、腎臓病になるリスクも 低かった」として より良好な結果が得られる可能性を 示唆したそうです。 今回は、もう少し長く生きていて ほしいですね。 それにしても、ブタさんも、患者さんも、 研究者さんも、皆本当に凄いですね。 次回もブタとヒトの「異種移植」について 綴ります。 最後まで読んでくださって ありがとうございます。 それではまた… 高倉 洋子 追伸: 表紙の写真、変えてみました。 見にくくてごめんなさい。 |
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