玉ねぎのこと
2025年2月1日 07:28
おはようございます 今日から早くも2月ですね 最近は野菜が高くて、スーパーの野菜売り場に行くとびっくりしてしまいます…先日カレーを作ったのですが、いろいろ野菜を入れると大変なのでまだ安い玉ねぎを沢山使いましたこれはこれで美味しかったです笑もはや外食した方が安くたくさん野菜を摂れそうですね… 本日13:00~23:00、明後日15:00~24:00で出勤しますお時間があればぜひ^^ ……………………………………………………… 今回は遠藤周作「深い河」です様々な境遇の男女が、それぞれの目的を持ってインドに旅をします何のために遥々インドまで来たのか、彼らが抱えて来た苦しみが明らかになるのと同時に宗教とか神について語られるお話です遠藤周作の晩年に書かれた作品で、クリスチャンであった作者の宗教観が表れていると思います 物語の中でキリスト教徒で神父になろうとする青年が、彼の生き方を否定する女性に神という言葉を「玉ねぎ」という身近なものに置き換えて話をします玉ねぎ(神)は存在ではなく働きのようなものであり、その働きとはつまり��岼Α廚里海箸任△襪函鈍�錫鮠宗教についてあまり考えたことが無くても、この言葉は腑に落ちたというか、心に残りました戦争とか災害とか不条理なことばかりの世の中でも多くの人が未だに宗教を信じるのは、キリスト教に限らず、結局は信仰の対象が「愛」という普遍的な感情に辿り着くからなのでしょうね… この物語の登場人物たちは、先立った妻の生まれ変わりを探す夫や、戦友を亡くした老人、病のつらさを慰めてくれた動物を失った男など、みな喪失に苦しんでいましたそれを癒したのは生も死も苦しみも穢れも全てを受け容れるガンジス川の流れだったのです自らも大河の流れに身を委ねた彼らの心には、失った者たちがちゃんと愛として転生していて、その愛に生かされていくのかなと思います 作者は人生の最後に、神を愛として、自分の内側に見出したのでしょうね重いテーマですが、すごく良い本に出会えました^ - ^ 卵忘れました…( ; ; ) |
店長コメント
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