神奈川の一宮里絵の写メ日記「報道の在り方、そこに倫理は在りますか……」：お色気物語（関内・曙町・伊勢佐木町横浜人妻風俗ヘルス店)

サスペンス映画が好きです。
何故なら緊迫感をもらえるから。
「これは作り物なんだから」という安心感と、
エンターテイメントとしてドキドキする高揚感。
フィクションのサスペンス、最高ですもの。
じゃあ、リアルなサスペンスだったら？
それは、ただただ恐怖であって、
抉られるような苦痛を伴うもの。
9.11の時に二機目の飛行機がビルに突っ込んだ映像を唖然と見つめながら、
これって、本当に起きたこと？と頭がぐーっと押さえつけられるような恐怖を感じました。
だけど。
じゃあ、見るのやめようね…にはならなくて。
どうなるの、それ？
知りたいのが本音なの、もっと見せて下さいって思う自分も居る訳で…
ごめんなさいと思いつつ、
それは人間の性(さが)ですよね。(と言い訳…)
今回観て来た映画『セプテンバー5』も、
ミュンヘンオリンピックで実際に起きた事件を元に作られています。
普段はスポーツの中継をしているテレビクルー。
選手村で突如として起きたテロを、
「現場に居合わせた俺たちが、どこよりも先に報道しなきゃ」と前のめりになり、
兎に角、ライブで放送するぞとあの手この手…
中継はすごいけど、やり過ぎると危険では？
それに、倫理感は？
テレビクルー曰く、
そりゃあ考えてるけど、俺たちが報道するのって使命じゃない？
どこよりも先にスクープをね。
使命と云う言葉の慢心ではないのですか…
結果、取り返しのつかない惨事が起きて、
それを粛々と受け止める人間も居る一方で、
「さてこれをどう報道すれば見栄えがするかね」と、あっけらかんと言ってのける人達。。
んー、怖い。
実際に起きた事件を元にしてる分、観る者に突き付けてくるものは重いです。。
帰りの電車で悶々...
だけど、映画の中でのサスペンス。
心地よい緊迫感、
こういう作品、やっぱり好きです。
そしてそして、
ミュンヘンオリンピックのテロ事件の、その後を描いたスピルバーグ監督の作品『ミュンヘン』を思い出しました。

こちらは、ヒューマンドラマ。
ずっしりぎっしり重たい。
テロが起きれば、かの国は必ず報復するのね…
そこに倫理は在るのか(2度目)
使命をこなすには感情に流されては駄目。
でもね人間だもの、揺れるでしょ…
俳優エリック・バナの表情が繊細なんです。。
あっと、すっきり遅い時間…
皆さま、引き続きお身体を大切に。
ゆったりお休みくださいね。
どうぞよい夢を…
おやすみなさい