北海道の日向　真由の写メ日記「オペラ」：タッチVIP（すすきのソープランド)

こんにちは。
昨日はヒタルへ初めてのオペラ鑑賞に行きました。
モーツァルトの名作「ドン・ジョバンニ」
今回はヒタル主催のオペラだったので、
札響と北海道にゆかりのキャストさん達や合唱の方々が沢山登場して、
なんだか私も皆さんに親近感が湧いてしまいました。
「ドン・ジョバンニ」は
どちらかと言うと明るい物語ではなくて、
超プレイボーイのドン・ジョバンニが、破滅して地獄へ落ちるまでの、
悲劇でもあって喜劇でもある物語です。
日本でも色男のことを「ドンファン」って言ったりしますよね。
私はオペラは全くわからないのですが、
素人には真似できないような圧巻の声量と、ストーリーもわかりやすい内容だったので、
初めての私でも十分に楽しめました。
又、札響の生演奏がストーリーをあおっていく感じが、迫力満点で最高でした！
私の好きだったところは、
パーティーシーンの「シャンパンの歌」の踊りだしたくなるようなテンポがとても楽しくて、
他のシーンのアリアもそれぞれ皆さん素晴らしくて、最後まで退屈してる暇なんてありませんでした。
中でもアリアはツェルリーナの「薬屋の歌」が
「あなたがいい子にしていたら、わたしはあなたにいいことしてあげる。」みたいな、
色気があって想像してしまうような、大人っぽい雰囲気の歌詞が好きでした。
皆さんが違うセリフで歌うアンサンブルも、
もう誰が何を言っているのか全然わからないんですけど、とにかく迫力が凄まじかったです。
きっとまた来年もヒタル主催でオペラのコンサートがひらかれると思うので、ぜひまた参加してみたいです。
鑑賞中に思い出したのですが、
私の好きな村上春樹さんの「騎士団長殺し」という作品は
「ドン・ジョバンニ」をモチーフに作られた長編物語でした。
物語のはじまりで、
ドン・ジョバンニがドンナ・アンナという女性の家に無理やり忍び込んだ際に、
叫び声を聞いて助けに来たお父さん（騎士長）を、ドン・ジョバンニが刺し殺してしまうんです。
小説では、2人の決闘シーンの日本画が重要なアイテムとして登場していました。
「ドン・ジョバンニ」を鑑賞した上で、「騎士団長殺し」をもう一度読み直してみたくなりました。️☺️