掛け持ちGAL急増中
全国を?おマタ?にかける!?
東京~名古屋~大阪を日替わりで出張中…
なかなか先の見えない不景気の動向で、このところのフーゾクGAL事情も様変わりしているようだ。
最近では、お客さんを求めて全国を「おマタ」にかけるフーゾクGALも多く、特に首都圏や近畿圏の中間点としての利点を生かして、東海エリアのフーゾクGALの「掛け持ち」が増えているという。
そのあたりの事情を現場からレポートするゾ。
新幹線でつながる三大都市のフーゾク店…
まさに「時は金なり」の様相を呈している
意外にも楽しい!?
週3の東京暮らし
住民票は名古屋にありますけど、今は東京と名古屋を行ったり来たりしています」と語るのは、名古屋市発の某高級デリヘル「A」に在籍するBちゃんだ。彼女が東京と名古屋の掛け持ち生活を始めたのは、つい最近ということだが、やはりその大きな理由としては、名古屋での稼ぎが減ったことで、東京の仕事を併用するようになったのだという。同店では東京に姉妹店があるためお店の好意もあり、指名予約があらかじめ分かっている場合は週に3日程度東京で仕事をする場合もあるのだという。
こうした背景には、やはり不景気の影響があることは否めない。東海エリアは特に深刻な状況であることは、周知の通りであるが、まさにお店にとってもGALにとっても死活問題になるため、苦肉の策としてコストはかかるものの、東京や大阪へその場を移す傾向がある。宿泊先や事務所としては、ウイークリーマンションやビジネスホテル、ワンルームマンションということだが、以前と比較して家賃などが下落傾向にあるため、こうしたことも可能になっているのだという。
「東京は好きですね。今は渋谷に事務所があるんでお買い物とか、いろいろ楽しめる。だから、名古屋との往復の移動も苦にならないです」と続けてくれたBちゃん。住めば都、ということなのだろうか。
大阪は通勤圏内!? すでに定着化済み
一方、関西エリアと東海エリアの掛け持ちGALということに目を向けてみると、すでにこの不景気以前から関西と東海は「日帰り圏内」として、同一エリアととらえているお店が多い。これは、2005年の愛知万博前後の東海エリアの好景気と相まって、当時不況だった関西から、デリヘル店が相次いで名古屋に事務所をオープンさせたことが原動力にもなっている。また、移動手段も豊富にあり、第二名神の開業はさらにこの傾向に拍車をかけているといっていい。現在も名古屋周辺地域はもとより、三重エリア、奈良エリアと幅広いエリアをカバーしており、「関西系」のお店はユーザーにも認知されている。
「基本的に大阪在住です。大阪の美容院でセットしてもらって、名古屋に出勤しています」と語ってくれたのは、名古屋市内の大手ヘルスグループが経営するデリヘル店「C」の人気GAL、Dちゃんだ。Dちゃんは、大阪との掛け持ち勤務ではなく基本的に名古屋でのみ勤務しているとのことだが、これには理由がある。まず、大阪は地元でバレると不都合な理由が多くありリスクが高いことと、以前勤めていた大阪のお店ではバック率の悪さから、名古屋で仕事を始めるようになったとのコト。そして結果的に名古屋では多くの指名予約が入る超人気GALになったため、今は名古屋のみの勤務になっているという。あくまで、大阪から「通勤」という形をとったままとのことだ。
というわけで、こうして不景気を背景に全国を「おマタ」にかけるGALが増えている。こうした傾向はしばらく続くのかもしれない。