若者に風俗離れ現象!?
堅実、健全な20代急増中
以前にも若年層、特に20代のユーザーを中心に風俗遊び離れをお伝えしたが、2008年8月以降、さらにその傾向が顕著に表われているようだ。今回はその傾向と対策について考察してみよう。
きらびやかに見える錦だが
現実的には厳しい状態…
さらに不安を煽る
先行きの不透明さ
2008年10月に入り、世界同時株安、大手保険会社やゼネコンなどの相次ぐ倒産のニュースが世間を騒がせた。
そして好景気といわれたこの東海エリアもこのエリアを代表する自動車産業を例にとると、円高、材料高騰に加え、販売不振なども加わり、この不景気のあおりをモロに受けている。2007年と比較してもあのメーカーも3割の収益減という報道があったばかりだ。このところの不景気話の渦中にあることがうかがえる。
こうした状況では当然のことながら、家計の財布のヒモも固くなる一方。
例えば、一時よりは落ち着いたとはいえ、依然高価なガソリン代や維持費が敬遠されて、クルマが必要だといわれるこの東海エリアでも、若者の「クルマ離れ」が深刻化している。この現象を見ても明らかに若者の財布は守りに入っている。正社員であったとしても、ボーナスや賃金カットといった現状もあり、若年層がこの先行き不透明な景気に対して、風俗店への「道のり」をすっかり遠いものにしてしまっているのだろう。
こうした状況に各風俗店はあの手、この手で打開策を打ち出しているが、やはり目先が変わらない状況では、根本的な解決にはつながらないというのが大方の見方だ。この状況には各店が嘆いている。
年配層も減少傾向、打開策はあるのか
「そうですね。若年層といわず、最近では30代、40代の方の減少傾向です…」とすっかり青色吐息で話してくれたのは、デリヘル店オーナーのAさんだ。Aさんによれば、現在は新規のお客さんを獲得するため、新規料金として通常の料金を大幅に下げて敷居を低くしているというが、やはり一元客になってしまうことも少なくないそうで、サービスでもまた力を入れざるを得ない状況だという。一方で家計を助けるために、人妻の入店希望者が最近増えており、新規での出店を考えざるを得なくなっているといい、まさに、需要と供給のバランスが全く取れていないとAさんは嘆く。
また、店舗型の風俗店でも飲酒運転、駐車違反の取り締まり強化、繁華街の駐車料金の高騰、深夜のタクシー代カットなど、ここでもまた風俗店から脚を遠のかせる要因が山積しているようだ。
若年層に限らず、深刻なこの不景気風。2009年は雰囲気も景気も良い方向へ変わる事を祈るばかりである。